8月15日、近畿地方を縦断した台風7号の影響で、京都府では、北部を中心に大きな被害が発生しました。
このうち綾部市では、現時点で、住宅の床上浸水が31棟、床下浸水が95棟に上り、府内で最も多くなっています。
私たちの地域、志賀郷北部地域でも、床下浸水や住宅敷地への土砂の流入等、大きな被害が発生しました。
志賀郷北部農産(株)の管理地も、多大な被害が発生しました。
被害のか所は、畦等の崩壊、土砂の流入、水路の崩壊・つまり、農道のくずれ等、大規模なものと小規模なものを含めると100か所以上になると思われます。
稲刈前の田に土砂が流入したか所は、刈取できる範囲で稲刈を行います。
小豆は被害が大きく、雨が降らず生育が遅れていた圃場が水没し、大部分が全滅といった状況です。
8月末から稲刈が始まり、併せて小豆の基幹防除、小豆の収穫、麦の播種といった作業を行うなかで、災害復旧作業も行っていく必要があります。
地域の皆様と協力しながら、農地の復旧を図っていきますが、土砂の流入の復旧等ができない場合、作付け面積が減少することになる可能性もあります。
<土砂が流入した稲刈前の田:坊口町>
<道路の超えて泥水が小豆圃場に流入:西方町>
<水害により舗装面が割れた林道:仁和町>
<高岸が崩落し農道を塞ぐ:金河内町>
<畦畔のくずれ:全町で発生>
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